ネットで着物買う時に
インターネットが便利な世の中です。
コロナ禍が続き、さらにインターネットを見る時間が増えましたね。
私もついつい時間も忘れてネットサーフィンをしてしまいます。
インターネットで着物類を購入した事のある方、何度か失敗していませんか?
失敗しちゃった
*画像と色が違う
*サイズが合わなかった
*質感が全く違ったetc
写真だけで着物を判断するのはかなり難しです。初心者には向いていません。
でも呉服は反物から仕立てて購入すると高額になります。
初めて着物を持つと言う時に、まずはリサイクルの着物から初めて見たいなと思う方は多いのではないでしょうか。
本当に写真から着物を買うのは難しのですが、最低限の注意点だけお知らせしたいと思います。
自分のサイズを知る事
これはそんなに難しくはありません。
ネットのサイズの例を書きます。こんな風に書かれているはずです。
- 身丈(肩から)
- 身幅
- 裄丈
- 袖丈
- 前幅
- 後幅
これは着物を着るにあたってはかなり大事な事なので言葉だけでも覚えて下さい。
そしてこのサイズを知るには本来ならばプロに一度計算して貰うと良いのですがその機会もない方に
お勧めなのが『自動計算』です。
着物 サイズ 自動計算 検索して下さい。
ネットにはたくさんの方が測り方を説明してくれています。
着物の名称から理解するには時間がかかります。間違えたサイズの着物を着るのは大変です。少しでも自分の身体に合った着物を手にする為には最短の方法です。
自分の身長、バスト、ヒップサイズを入力するだけでパーフェクトな数字が出されてきます。
ここで初めて着物のサイズがわかってきます。
呉服屋さんなどで測ってもらう事に越したことはありませんが、まずは目安として使って見てはいかがでしょうか。
色はとっても大事
次に写真の色です。
これも本当に難しいです。ある程度わかっている方でも届いて想像と違うことが起きると思います。
洋服でも、食べ物でも写真は購買意欲を誘う大事な部分です。
綺麗に撮るために、たくさんの照明を使います。明るいって事です。
着物は光沢のある生地も多いために写真よりも色の彩度が低い事も多いです。
織物には縦糸と緯糸の織り方や糸の数でかなり色の違いがあります。
藍白色と書かれていたら何色を思い浮かべますか?
写真ではブルーグレーに見えます。
光沢のある紅藤色は何色でしょうか?
ピンク系の紫の着物が写っています。
こんな風に本当に難しいと思います。
これを検索すると着物に使われる色の表現が出てきます。
見ていると楽しいので是非参考にしてみて下さい。
着物を購入するには自分のサイズ!
自動計算ツール!
これを試してみて下さいね。
百貨店などの催事の時は?
つい先日コマーシャルでも有名なバイセルさんの催事に行ってきました。
こちらの会社は個人的にもとても好きな会社で、なぜかと言うと買取した着物などを使えないような状態の品物でも無駄にする事なく、全てリユースする会社です。
状態の悪い着物でも生地取りをして小物を作ったり、糸取りをして再利用したりと、手放した着物などが無駄にならず、もう一度誰かに着て貰える安心感と捨ててしまわれると言う不安感を持たせない会社です。
都内で年に数回催事をしているのでお邪魔しています。
そこで催事に行くときにお勧めなのがメジャーです。
店員さんに何回もお願いするのも悪いので、持参してちょっと裄丈などを自分で測ったりします。
帯締めにも長さがあるので自分に丁度いい長さを測って、比べたりも出来ます。
初めから『この着物に合わせる帯を見に行こう』と思ったら必ず着物を持って行って下さい。
そして好きな物がなかった、見つからなかった場合は妥協せず断る勇気も持って下さい。押しに弱い方もそこは諦めずに自分の納得いく品物を購入する様に催事に慣れていく事も大切です。
着物教室の展示会の時は?
着物教室の展示会について少しお話ししたいと思います。
お稽古で通っていると展示会、勉強会と言って着物を見て触れて着る機会を経験をすると思います。
それがいやで教室を辞めてしまう方の話も多く聞きます。先日も大阪の呉服屋さんがニュースになっていましたね、無理な販売で。しかし現在は販売方が厳しく定められているので昔ほど強引な販売はしないと思います。
お教室の展示会は、個人的にお勧めです。なぜかと言うと着物の勉強をする絶好の場だからです。呉服問屋さんや作家さんが丁寧に説明してくれませんか?どこの産地でどういう織物で、どんな時に着て、こんなコーディネートがいいですよ、そんな説明が必ずあると思います。
着物教室に通っている生徒さんだからこそ、説明してくれます。
お教室の大事な生徒さんです。一般のお客様とは違います。
たくさんの反物にも触れることが出来るはずです。それはふらっと立ち寄った呉服店ではあまり出来ません。
ピンワークとは
- 着物の形にして着せてくれること。そこから『いかがですか?』と、販売にもなる
- そこは断る事も失礼ではない
- なかなか帰らせて貰えない、そんなこ事は今はない
- 初めから距離を置いていると勉強する機会も失われていくので、考え方を少し変えて、ここで着物の勉強するぞ!というきもちで
- 江戸小紋について納得いくまで聞いてみよう!そんな気持ちで参加して欲しい
じっくり聞くと欲しくなりますが、そこは自分のお財布と相談して悩んでみて下さい。
私はほぼ呉服の基本、産地や織り方、季節などをこの着物教室の展示会で学びました。
だからこそお勧めなのです。
怖くないし、断れるし、ちょっと着物に詳しくなりたいと思ったらその場を利用して勉強しましょう。万が一トラブルが合った場合は法律が守ってくれます。
何事も好奇心がないと前に進めないと、そこが自身の成長でもあると思っています
haru
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