自己紹介
こんにちは。HARUと申します。自己紹介からはじめたいと思います。
現役の着付師です。
- 着付け技能士一級取得
- 着物学院二校の講師免許取得
- ヤマノビューティートップブライダル・CDジャケット撮影・着物雑誌撮影
- 銀座着付けサロン・浅草着物レンタル店・美容室専任着付け
- 美容室講習・小学校特別講師・着物アドバイザー
など多数の着付けを経験した後、2017年に独立。
現在は個人事業主として着物レンタル店を経営しながら多数の着付けもこなしています。
着付師への道
着物教室の講師でもあり、アドバイザー、スタジオ、ほとんどの着物業界の仕事を一巡しました。
現在、若いYouTubeの先生達の投稿が多く、私も拝見しますがインフルエンサーでもある彼女達の投稿は、見ている方も本当に多く、着物業界は着物人口が増えることは嬉しい限りですが、少し違う視点から話して行こうと思います。
私が呉服業界に入ったのは20年前になります。
その頃って調べても調べても着付師の仕事やスクール情報はなかったんです。
今も少ないですよね。
まずスタートは着物教室に行ってみて下さい。
自分が完璧に着物を着られる様になる事が着付師のスタートと思って下さい。
ここまでのコースがある所をお勧めします。振袖専門科やアドバイザー科などは特に必要ないと思います。人に着せるというコースを選んで下さい。
ただし大手着物学院などはそこの会社が着付けの仕事を持っていたりするので、一度入学して最後まで講習を受け、そこの着物学院の仕事をしたいと考えている方は、それでもいいと思います。
私は色々な着付けをしたかったので、長く勤めた着物教室の先生を辞めて、自分の時間に都合が付く限り着付師として働けるバイトを探しいくつもの経験を積む努力をしました。
でもこれが、楽しかった時間でもあります。
今だから思える事ですが。
私、子供3人います。夫はサラリーマンです。
ごく普通の一般家庭です。よく聞かれるので。
家庭があって、早朝の仕事に出る事や、土日、祝日は、ほぼ仕事なので
それはそれは大変でした。
そこもこれから順を追って書いていきますね。
気になるのは金額ですよね。
大体ですが一教室で、初めから最後の着付師科までで60万円前後くらいもしくはそれ以上と思っていて良いかと思います。そして私が声を大にして言いたいには「自分が着物を着られること」です。
たまにいますよね。現場に。着物着られないのに人に着せている着付師さん。
自分が着物を着られないと、どこに紐が入ったら痛いか、どの強さが帯が苦しくないのか、
基本がわからないですよね。
着物トルソー(ボディ)の練習って簡単なんです。スーパーボディの持ち主ですから 笑。
いつ着せても体格変わりません。いつの日にか物凄く綺麗に着付けたりできるのです。そして、着物ボディだけあってウエスト周りも初めからなだらかになっていて、とても和服に理想の体型です。
いつも思うことですが、基本って大切ですよね。基本、教わる、勉強する、努力する、そんな事の繰り返しが結果になり自分の物として表に出るチャンスが来るのではないでしょうか。
- プロとして仕事をしている現在でも、季節毎に、私は練習します。今でもです。
- 本もたくさん読みます。勉強を続ける事はどんなプロでもやっていることです。
- 買い物に出たら呉服屋さんの店頭は見てパンフレットがあれば必ず貰います。
- 何が流行っているのか、どんなコーディネートをしているのか、気になります。
今日伝えたい事
今日伝えたい事
① 自分が着物を着られる様になる
②教室に入って、人に着せる事を学ぶ
③ 着付師として仕事を探す(着物レンタル店がお勧め)
(この頃から自分自身も綺麗にしていく。) ←とても大事なので次回書きます
④ お給料は授業料
着付師になる道は少し時間がかかります。着付師と言う免許証もありません。
浅草などの観光客をターゲットにしているお店は、前に話した『着物教室を卒業しています』と言う感じの人が多く、人に着せるの初めて、もしくはブランクのある人が多かったです。
ただし、観光地の着物レンタル店は、着付けの根本でもある、人に慣れると言う点ではお勧めです。
コロナ禍の今は難しいけど、インバウンドが再開されたら、また多くの外国人が訪れると思います。
その時が来たら是非一度は経験を積んで欲しいと思います。
私は何人もの、若手着付師さんを、浅草の着物レンタル店を紹介しています。
それくらい勉強になります。
地道な努力と自分の目標はとても大切です。
このブログも同じだと思うので続けて行きたいと思います
HARU
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